Về series [Dokkai Audio]
Việc đọc hiểu Tiếng Nhật chưa bao giờ là dễ dàng, nhưng một khi đã quen việc đọc bạn sẽ góp nhặt được rất nhiều kĩ năng cho công việc cuộc sống. Với seri 2 trong 1 này, GCCSN hi vọng bạn sẽ tìm được sự vui thích trong đọc hiểu và tăng khả năng luyện nghe nhé.
Những từ khó sẽ được chú thích và có lời bình cuối bài tóm tắt nội dung bài đọc.
職場で耳にした突然の罵倒ですが、いきなりバカとはひどいですね。からだに電流が走ったような衝撃です。しかも真顔で言われたら、けっこうショックです。たとえ上司といえども、バカはないでしょう、バカは。一瞬で心が折れて、下を向いてしまいそうですが、言われたままではくやしいだけです。
アホのレッテルを貼られてもたまりません。当然、反撃したくなります。
気の短い人は、こう言うでしょう。
「いくらなんでも、バカとはひどくないですか?」
一方、きまじめな人は、こう言うかもしれません。
「バカってどういうことですか?」
ごもっともです。普通なら、そのように言い返したくなると思います。
親からも、面と向かってバカと言われることが少なくなった時代なのですから。
でも、ちょっと待ってください。とてもいい方法があるのです。
数年前、早めに出社したときのことです。眠気を含んだ手でセキュリティーカードをかざしてドアを開けた瞬間、大きな声がこちらに飛んできました。
「バカか!」
一気にまぶたが全開。視界に入ってきたのは、上司と若手男性営業スタッフ。就業開始前の電話も鳴らない、まだあまり人がいないオフィスにその声は響きました。
朝から怒鳴られて気の毒に思っていると、なんと言われた本人はすぐに、きっぱりこう返したのです。
「はい、バカです」
たいしたミスではなく、ちょっと上司の話の内容を理解できていなかっただけのことでした。叱られるのは仕方がないとしても、いきなりバカ呼ばわりされた彼の心中は穏やかではなかったはずです。
それを「はい、バカです」と、とっさにリピートで返した彼を、たいしたものだと感心したのを覚えています。
こんなこともありました。
社内で求人原稿を作成していた私は、「バカじゃないの!」という声に、思わずマウスを止めました。
女性の営業スタッフが叱られていました。
「ほんとだいじょうぶ? バカじゃないの!」
怒っているのはチーム長でしたが、驚きました。なぜなら言われていたのは、私よりも10年以上のキャリアを積んだ先輩だったからです。
さらに驚いたのは、言われた先輩がまったくへこたれていないことでした。
へこたれていない : không thua, không chán nản, không nhụt chí
「はい、そうですね」「はい、そうですね」を繰り返しながら、自分の席へと戻っていくのです。
叱られているわけですから、当然顔つきは重く真剣なわけです。ですが、それに反して返す言葉は軽いのです。
いったいどうなっているのでしょうか。
それからというもの、ときどきその先輩を観察してみました。するとどうでしょう。上司の熱心なアドバイスや、ごく普通の問いかけに対しても「はい、そうですね」「はい、はい」と、答えているのです。
もちろん必要な対話をしながらのことですが、返しているのは「はい、そうですね」という言葉でした。
もうおわかりですね?
返し言葉の上手な人は、相手の言葉を「リピートする」のです。
その2人の営業スタッフは、バカと言われても「はい、バカです」「はい、そうですね」とリピートして、さらっと軽く流していました。
その2人の営業スタッフは、バカと言われても「はい、バカです」「はい、そうですね」とリピートして、さらっと軽く流していました。 Nhẹ nhàng cho trôi qua
もちろん、バカにした言い方ではありません。
このように軽く流されると、相手の上司はそれ以上何も言えなくなります。
ポイントは、明るくさらりと、返すことです。
最後に、2人の名誉のために言っておきます。冒頭の彼はますます上司の熱い指導を受け、トップ営業として活躍しています。女性の先輩も同様です。
心に鎧をまとう言葉
「正直に自分の無知を認めることが大切だ。
そうすれば、必ず熱心に教えてくれる人が現れる」
Lời bình: Khi đột nhiên bị nói ” bạn ngốc à” bạn có thể sẽ bị shock, không biết phản ứng thế nào. Có khi với cơ chế phòng vệ bản thân bạn sẽ phản ứng lại quá mức cần thiết.Những lúc ấy điều quan trọng là : thừa nhận sự thiếu hiểu biết của bản thân, tự khắc sẽ có quý nhân chỉ bảo chúng ta nhiệt tình