Về series [Dokkai Audio ]
Việc đọc hiểu chưa bao giờ là dễ dàng, hi vọng với Audio và những trích đoạn hay từ sách sẽ giúp bạn cảm thấy bớt khô khan khi đọc hiểu, vừa luyện đọc vừa luyện nghe luôn nhé.
Hôm nay mình khởi đầu seri bằng 1 bài viết sâu sắc về Nỗi buồn công việc, nỗi bất an vào tương lai.
Nếu bạn đang bất an cho hiện tại, công việc của mình chẳng đi đến đâu, nhất định hãy học bài này nhé.
Cùng nghe Audio trước mình nhìn script để xem mình hiểu được bao nhiêu % nào
会社にしがみついていたら、あっという間にこの歳になってしまった。ここ数年給料は増えてないし、いつまでこの会社が続くのかもわからない。
会社にしがみついていたら chấp dính, bám lấy ( công ty )
先々のこと、もっと考えないといけないんじゃないだろうか。将来にそなえて、何かをはじめておいた方がいいじゃないんだろうか。
こんなふうに不安を抱きながら、日々会社に勤めている方は多いのではないでしょうか。
将来への不安から、今から計画的に行動しようと考えている人もいるかもしれません。
老後の費用はいくら必要、だから定年までにこのくらい貯金しておかなければ。だったら50歳までに○○万円必要で、40歳までには××万円貯める。このように計画を立てることは、堅実で、賢明なことのように思えます。
しかし将来を案じ、その計画を細かく詰めたところで、心配は本当に解消するでしょうか。
将来何が起こるかは誰にもわかりません。いつ会社の業績が落ちるかも、あらぬミスで運悪く解雇されるかもわかりません。職場の居心地が悪くなって会社を辞めざるをえなくなるかもしれないし、突然大病をして、数年間収入がなくなってしまうことだってないとはいえません。
辞めざるをえない:Đành phải (bị buộc nghỉ công ty )
想定外の力が、机上の計画を台無しにしてしまうことがあるのです。将来の心配を解消するにあたって、綿密に立てた計画が絶対であるという保証はどこにもありません。
ではどうすれば、「将来食べていけるだろうか」という心配を払拭しょくすることができるのでしょうか。
心配を払拭 :Loại bỏ lo lắng
それには「将来の目的や計画をいったん忘れ、今この瞬間のやりたいこと、やるべきことに熱中せよ」というのがアリストテレスです。
アリストテレスは「将来の目的を最優先にした行為」を「キーネーシス(運動)的な行為」と呼び、一方で「将来の目的を度外視し、今この瞬間に集中する行為」を「エネルゲイア(現実活動態)的な行為」と呼んで、次のように言っています。
キーネーシス(運動)的な行為 : hành động ưu tiên cho mục tiêu tương lai
エネルゲイア(現実活動態)的な行為 : hành động vì hiện tại
「快楽は本来、『活動エネルゲイア』にほかならず、それ自身目的テロスなのである」(『ニコマコス倫理学』)
これは一体、どういうことなのでしょうか。
アリストテレスの言う「キーネーシス的な行為」は、「目的が今の自分の〈外〉にある行為」と言いかえることができます。たとえば、今の自分の楽しみを犠牲にして、将来の自分のために備び蓄ちくをするような行為。
この「キーネーシス的な行為」こそ、計画的で、将来への不安をへらすものではないのだろうか? その反対に「エネルゲイア的な行為」は、刹せつ那なの快楽にまかせて、その瞬間その瞬間に生きるために、将来に不安を積みのこすものではないのか? そう感じた方もいるでしょう。
しかし、実際はその逆なのです〔※2〕。
(Đoạn này tác giả muốn nói có nhiều người suy nghĩ rằng: hành động vì tương lai là hi sinh niềm vui hiện tại, nỗ lực cho tương lai, nhờ vào kế hoạch sẽ giúp tương lại bớt bất an. còn hành động vì hiện tại (エネルゲイア的な行為 ) thì chỉ tìm niềm vui hiện tại, càng làm chồng chất nỗi bất an => nhưng hãy xem câu chốt của tác giả nhé: しかし、実際はその逆なのです => điều này hoàn toàn ngược lại.. Tác giả phủ định cách suy nghĩ của những người này. Và bên dưới là giải thích cho エネルゲイア的な行為
「エネルゲイア的な行為」とは「今、自分にとって楽しく充実しているという状態」がそのまま「すでになしとげた成果」になることだ、とアリストテレスは言います。
たとえば、大事なプレゼンを控えて、最初こそ恐れをなしていたけど、無心で準備にとりくむうちにおもしろくなってきて、夢中で資料を完成させたら、プレゼン後に絶賛を受けてしまったとか。
あるいは、好きな異性に対して、ただ相手を楽しませたいと思って自分もデートを満喫していたら、いつのまにかいい雰囲気になっていた。そういった経験はないでしょうか。
これこそが「エネルゲイア的な行為」のふしぎです。目的を度外視してプロセスにのめりこむことが、(それとは逆の)「目的達成を優先する思考」が追い求める「よい結果」を、あくまでも結果的に、みちびいてしまう経験なのです。
「キーネーシス的な行為」のように、最初からいい結果を狙う、目的から逆算して今やるべきことをやるのは、一見賢いようで、実は「今この瞬間」に没頭していないだけ、「今この瞬間」に没頭している人よりもパフォーマンスが落ちるのは、よく見られることです。
たとえば2014年の全米オープン決勝で敗退した錦織圭選手。「準決勝まではテニスを楽しんでいたけれど、決勝では勝たなきゃと思ったら力んでしまった」というコメントは示唆的です。
結果はどうあれ、無欲にプロセスの作業を楽しむ。手抜きをせずに、一生懸命楽しみきるという人にこそ、高い──時には最高の──パフォーマンスが生まれ、自然と結果がついてくるのです。いい結果とはプロセスを楽しんだおつりのようなものです。
とはいえ、打算的でない、1ミリたりとも結果を考えない、なんていう人はいないでしょう。
いい結果を期待する考えや、「あわよくば成功したらいいな」という欲は人間にはつきものですから、頭のどこかに置いておいてよいのです。だけど一方で、その下心をどこかに置き忘れ、今・ここのプロセスを楽しみつくしてみる。
目的重視の「キーネーシス的思考」とプロセス重視の「エネルゲイア的思考」。両者をバランスよく発揮させることが現実的には最もいい活動のしかた、ということになります。
自分が向いていると心から感じられる作業に全力で打ちこみ、充実した手ごたえを感じながら毎日を生きている人を、世界が放っておくことはないでしょう。そういう人がおのずと放つ魅力を目にとめる人があらわれ、次なるオファーをくれるものです。
それはもちろん、保証されていることではありません。が、「今の自分自身が目的である」ようなエネルゲイアな生きかたこそ、偶然にさらされ、明日をも分からない人間が今を生きるうえで最も正しい「賭け」なのです〔※3〕。
長い目で見れば、1日1日、「今この瞬間」に熱中し没頭している人は、一見無軌道でいて、あくる日にもきっと、その輝きを目にした誰かからの縁に恵まれるに違いありません。エネルゲイア的に日々をつないでいけば、将来食べていけるかという心配は、自然と解消されていくと考えられます。
やるだけやったら、次があるのです。
Lời bình: Hành động cho tương lai hay hiện tại ? Chúng ta hay lo lắng cho tương lai, nhưng chẳng ai biết trước tương lai thế nào. Nên thay vì chú trọng vào kết quả, hãy cố gắng mỗi ngày một chút, tập trung vào giây phút này, vào hiện tại, những nỗ lực mỗi ngày của bạn sẽ kết nối và đem lại thành tựu cho bạn ngày hôm sau
Bài viết trên được trích từ sách